焼津鰹節
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地域ブランド品・焼津鰹節とは


「焼津鰹節」の地域団体商標は、焼津鰹節水産加工業協同組合が許可を与えた者が使用しています。そして商標登録指定商品の「焼津鰹節」とは焼津市で生処理・煮熟・焙乾製造したもので、鰹仕上節・鰹荒仕上節・鰹荒節のブランド認定基準を満たしたものであります。また、それらの鰹節を原料として加工した、削り節・粉末調味料・液体調味料・その他派生商品にも焼津鰹節のブランド認定マーク表示を許可しています。認定マーク製品は昔ながらの製法を基本とし、熟練した職人が日数を掛け、丹念に作り上げたものであり、適度な脂肪分を含みマイルドな香りを醸し出す逸品であります。

特撰ブランドと上撰ブランド


「焼津鰹節」の地域団体商標はにおけるブランド品には特撰ブランドと上撰ブランドの2種類があり、それぞれブランド認定マークにより区別できます。特撰ブランドと上撰ブランドの主な違いは鰹節の製品に含まれる脂肪分の違いです。その他、厳しい審査により形状・香気・食味・色沢を吟味し特撰・上撰かを選択します。また特撰ブランドと上撰ブランドとの製造方法の違いはございません。


金印

◆ 特撰ブランドマーク

焼津市内で製造され、焼津鰹節のブランド基準を満たし、さらに厳選されたもの

白地

◆ 上撰ブランドマーク
焼津市内で製造され、焼津鰹節のブランド基準を満たしているもの

製造工程
地域ブランド品「焼津鰹節」の認定方法の手順

地域ブランド品「焼津鰹節」の製造管理


地域ブランド品「焼津鰹節」の製造管理については、焼津鰹節水産加工業協同組合が以下の条件で
管理・認定していますので安心して使用できます。

1.製品の官能検査において色調・味・香りが良好なもの
2.生産履歴(トレーサビリティ)が明確であり原料から製品まで一貫した衛生管理・品質管理に基づいて
  製造されたもの

製造工程においての方針


1.解凍水および加工用水の排水は環境に配慮した排水処理施設を設置
2.かつおの残渣(ざんさ)は飼料・肥料の他、機能性食品等としてすべて高度資源活用
3.かつおの煮汁は調味料に利用
4.焙乾にはコナラ・クヌギなど堅木の薪により、焙乾とあん蒸を繰り返し乾燥させ、日数をかけじっくり
  作り上げる
5.鰹節のカビは日本鰹節協会の優良純粋カビを使用し、カビ付け・天日干しを繰り返し製造