平成21年度「焼津みなとまつり即売会」
2009.06.11
平成21年4月12日(日)に開催された「焼津みなとまつり」において焼津鰹節組合青年会は即売会に参加しました。当日は快晴のもと、地元市民を始め、焼津みなとまつりのイベント同時に「みなとマラソン」というのものがありまして、陸連公認コースとなっているため全国各地から沢山のお客様が訪れてくれました。
主な内容として花かつおの削り実演販売と水産物の販売を行いました。さらに昨年までは「鰹パックつかみ取り」のイベントを行っていましたが今回、昨年の「掴む」から「詰める」へ趣を変え、「詰める」へ変更に伴い入念な設定を行いほぼ予定通りにお客様に思い切り楽しんでいただきました。
大きなトロ箱(横1300mm×縦900mm×深さ200mm…大きめの金魚すくいの入れ物と考えてください)に鰹パックを投入し、1度に7名ほどのお客様をご案内し、詰め放題用の袋を配布し、40秒の制限時間で一斉に行いました。パック総数5,500パックを280名のお客様に楽しんでいただきました。1人当たり15~20パックの設定に対して平均19.64パックという結果になりました。今回は以前のつかみ取りの時のような順番で一人ずつではなく、一度に数名のお客様で行いましたので、ほんの1時間という過去最短での終了となってしまいました。この1時間の間に我々青年会参加者全員がスタッフとして体験出来るようにすばやくローテーションして、お客様との会話を通しまして、互いの知識や意識を高めたり、消費動向などを伺うことが出来たのではないかと考えます。
その後、当ブースに足を運んで下さった方に、鰹荒節削りの無料体験を行いました。自分で削った分は持ち帰っていただくということもあり皆さん必死に削っていました。お子様達にも我々がサポートして楽しんで削ってもらいました。特に親子での共同作業もあり食育につながったと思います。自分で削った節をその場で召し上がってもらったときの笑顔を見るのがとても嬉しく、お客様が満足感を味わっている様子をはっきりと感じとれました。用意した荒節(14k)もすべて削る頃に丁度、祭り終了を向かえました。
今回の焼津みなとまつりでの水産加工品販売や花かつおの販売に昨年度の全鰹青の指導力経営開発委員会作成のレリーフを使用、配布させていただきました。また広報協調委員会のポスターも数枚展示いたしました。今回の詰め放題は初めての試みでしたので、今回の結果をもとに、なんらかの新しい追加要素等を加えたりしまして、今後発展させられればいいと思っております。
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