第35回全国鰹節類青年連絡協議会 焼津大会
平成22年1月23日(土)に焼津市浜当目のホテルアンビア松風閣にて全国鰹節類青年連絡協議会(※1、以下全鰹青)全国大会が、焼津では10年ぶりに開催されました。
焼津鰹節組合青年会(焼津地区青年会)は、今回は主催側として数ヶ月前より準備をし当日設営をいたしました。大会スローガンは「カツオの力」でカツオのおかげで仕事や生活ができる。また今回の出会いもカツオの存在であるということで、感謝の気持ちを認識しようということで大会を運営いたしました。
13時30分より大会式典が行われました。進藤君の開会の辞の後、焼津地区会長の歓迎の辞、大阪の山中全鰹青会長挨拶、ご来賓の紹介が行われました。そのあと各地区の青年会の紹介と、ご来賓代表として日本鰹節協会会長理事山中様、焼津市長清水泰様、参議委員議員牧野たかお様の3名のご祝辞をいただきました。
途中、議事が行われ、各事業報告・決算が報告されました。今回は役員・専門委員長の任期が終了するため、引き継ぎということで役員・専門委員長が交代しました。そして新しく全鰹青会長に焼津から大石氏が就任し、会長挨拶では充実した内容を延べました。そして新役員・委員長が各事業計画・予算案、事業計画・予算が発表されました。
式典の最後に来年度は大阪での大会となっておりますので、大阪地区実行委員長岡君がステージで紹介とPRを行いました。
山﨑君の閉会の辞により式典は予定通りに終了いたしました。
式典が終了しますと、東京海洋大学大学院の農学博士矢澤一良氏により
「カツオの健康機能 マリンビタミンと予防科学」と題し、講演会が行われました。
カツオの栄養素と病気の予防についてなど、カツオの力にちなんだ講演内容でした。参加者をステージに呼んでデモを行ったり、質問を投げかけるなど参加型の講演でした。
式典、講演が無事終了し、18時00分より懇親会が行われました。
坂口君の開宴の辞、そして日本鰹節協会の副会長理事、大石様ののご挨拶と焼津の地酒「磯自慢」による乾杯を皮切りに懇親会が始まりました。
余興ではパターゴルフ対決を行いました。実況は奥山君、補助に進藤君、スクリーンへの撮影は岡崎君が担当して盛り上げました。
いつもの余興はビンゴだったり、各地区対抗の競技ですが今回はあらかじめボールを使った席くじで、カラーボールを引いた人がテーブル代表で対決できます。決勝戦は同テーブル3名どうしの団体戦で行いました。
最後に焼津鰹節組合組合長久野様に締めのお言葉と三本締めを行っていただき、前田君の閉宴の辞により懇親会は終了いたしました。
今回も懇親会によって各地区同士の絆が深まりました。
翌日24日(日)は朝8時30分から代議員・専門委員長会議が開催されました。代議員会議は年3回あり、第1回は全鰹青の大会の翌日に、第2回は会長・事務局の担当の地区で、第3回は次回大会開催地で行います。
大会の感想や一年間の活動について話し合いました。今回も食育に関しての話題が多く取り上げられ、時間をかけて話し合いがされ、内容の濃い会議であったと思います。
今回は2日間、富士山がホテルより一望できるという、絶好の天候に後押しされた大会開催となり、一応の成功を収めたと思います。参加者の皆様ならびに設営の皆様ありがとうございました。
※1 全国鰹節類青年連絡協議会は日本鰹節協会のもとで活動を行っている団体です。日本各地区の節類業界の組合青年会及び企業の個人等で構成されています。毎年、総会と懇親会を主な目的とした全国大会が産地、消費地の順番で立候補により大会開催地を決定し1月に開催されまています。